10月8日に教育課程研究協議会が行われました。
今年度は、コロナウイルスの影響もありオンライン配信での教育課程となりました。小海小学校は教育課程の研究校で、「総合的な学習」を通して、探究的な学びについて研究・実践を進めています。探究的な学びには、①課題の設定、②情報収集、③整理・分析、④まとめ・発表のサイクルがあり、この問題解決的な学習を通して、よりよく課題を解決する資質・能力を育てることが目標となっています。具体的には、小海町の豊かな自然や文化歴史、公共施設などに目を向け、子どもが繰り返し発展的に追究できるような探究課題を設定し、各学年の年間指導計画、目標、育成を目指す具体的な資質能力を作成しました。そのうえで、各クラス子どもの興味関心や問い・願いを大切に授業が行われています。
3年生「小海町探検隊」の学習では、これまでに学習をしてき小海の自然を写真に撮り、「とっておきの一枚」をたくさんの人に見ていただくために、どこにどのように飾るかを話し合いました。また、美術館への鑑賞や中込カメラさんとの学習会を通して学習を深めてきました。今回の教育課程では、北信教育事務所の甘利先生よりご指導があり、「3つのイイね(子どものねがい、ヒトモノコトのいいネタ、教師のねらい)」、「視野の広がり、視点が鋭く、視座が変わる」、「エピソードを語らせる」・・・、印象に残る言葉がいくつもありました。総合部会の実践、甘利先生のご指導から多くのことを学んだ1日でした。また、これからも3年生の子どもたちがどんな風に探究的な学びを実践していくのか非常に楽しみです。