空とぶクジラ

 2月7日、小海小学校のグランド上空にクジラが出現しました。

 4年2組の皆さんが農業用のマルチシートなどを利用して、みんなで協力してクジラの形をした気球をつくり、この日初飛行となったのです。担任の先生によると、気球内に入れた空気が太陽光で暖められて上昇する力で浮かぶので、朝の気温が低く、風がなく、晴れている日が絶好の飛行日和なんだそうです。この日はその条件にぴったりと当てはまる日でした。南佐久ならではの厳しい朝の寒さ、澄み渡った青空の中、大きなクジラが悠々と泳ぐ姿に1年生も大喜びでした。

(児童の日記より)

 「やったー!飛んだ!」今日、校庭で昨日作ったくじらをあげました。空気をどんどん入れました。空気を入れている最中でも、くじらが少しずつうかんできました。そのまま空にうかびました。地面についている時は小さく見えたけど、空にあると意外と大きく見えました。その時は、みんなも喜んでいたし、全校の一部の人たちも見ていたと思います。

 金曜日、楽しみにしていたくじらのバルーンを空に上げました。風は少しあったけど太陽がよく出ていたので上げることができました。一年生が『くじらぐも』の「天までとどけ 1・2・3!」と手をつないでジャンプしていました。また上げることができたら、お父さんやお母さんに見せたいです。